世界卓球2024で日の丸を背負うことになった松島輝空(まつしま・そら)選手の家族は翔空さん・美空さん・愛空さんの4兄弟と卓球指導者の父親&母親だったことが判明。
態度が悪い?悪くない?と度々議論になる松島輝空選手ですが、16歳の若さで世界卓球2024への出場を決めたルーツを探るべく、まずは実家での家族構成について情報を整理していきましょう。
松島輝空の家族構成
松島輝空選手の家族構成は「父親・母親・4兄弟」の6人です。
父親:卓司(たかし)
母親:由美(ゆみ)
長男:輝空(そら)※本人
次男:翔空(とあ)
長女:美空(みく)
次女:愛空(あいら)
4兄弟の名前全てに「空」の文字が入っていることが特徴的な松島輝空選手の家族。
2人の男の子には「輝」や「翔」という前向きな意味を持つ漢字が組み込まれている一方、2人の女の子の方には「美」や「愛」といった可愛らしい漢字が入っていますよね。
家族の名前を見ただけでも、両親から絶え間ない愛情が注がれていることを垣間見ることができますし、松島輝空選手が世界卓球2024日本代表に選ばれるくらい急成長した背景には家族の温かい支えがあったのは間違いないでしょう。
松島輝空の兄弟構成!翔空・美空・愛空も卓球選手
松島輝空選手の兄弟構成は「長男(本人)・次男・長女・次女」の4人で、兄弟そろって卓球選手として活躍しています。
翔空(次男)
美空(長女)
愛空(次女)
翔空(次男)
・生年月日は2009年(平成21年)2月12日
・年齢は15歳(2024年2月時点)
・神戸市立高取台中学校に通っている
・全日本卓球2024ジュニアでベスト16入り
兄・松島輝空選手よりも2歳年下の弟・翔空さんは神戸市立高取台中学校に通う現役の中学生です。
全日本卓球2024の男子ジュニアでは兄弟そろっての16強入りを果たしていて、弟・翔空さんの成長っぷりも目を見張るものがありますよね。
将来的には兄・松島輝空選手と同じシニア世代の大会にエントリーしていくでしょうし、全国の舞台で松島家の兄弟対決が実現する日もそう遠くないかもしれません。
美空(長女)
・生年月日は2013年(平成25年)6月24日
・年齢は10歳(2024年2月時点)
・京都市立竹田小学校に通っている
・Tリーグの京都カグヤライズに在籍
・全日本卓球2022の女子カブで優勝
兄・松島輝空選手とは6歳差の妹・美空さんも卓球に打ち込んでいて、2024年度には小学5年生になります。
全日本卓球2022・女子カブで優勝を果たしたほか、Tリーグ史上最年少で京都カグヤライズのメンバー入りを果たすなど、小学生とは思えない活躍を見せている妹・美空さん。
しかし、全日本卓球2024の女子ジュニア3回戦で張本美和選手(パリ五輪2024日本代表)に0-3のストレート負けを喫し、悔しい思いを味わいました。
トーナメントのクジ運が悪く、早い段階で張本美和選手と対戦することになったのは痛恨だったかと思いますが、強敵相手に食らいついていますから、挫折を味わってからのリベンジに期待したいですね。
愛空(次女)
・生年月日は2015年(平成27年)11月11日
・年齢は8歳(2024年2月時点)
・全農杯2023の女子バンビで準優勝
4兄弟の末っ子・愛空さんは小学2年生以下しか出場できない全農杯2023・女子バンビの部で準優勝を果たしました。
大会優勝を目標としていたため、愛空さんは決勝で負けた後に泣いてしまったようですが、前年に歯が立たなかった加藤このみさんを準決勝で下しており、上達っぷりをまざまざと見せつけています。
松島輝空の父親の職業や経歴
松島輝空選手の父親・卓司さんの職業は「卓球コーチ」で、中央大学卒業後も卓球選手として活躍し続けるなど、息子に負けないくらい豪華な経歴を持っています。
男子卓球界で最高給のイケメン選手として話題を集めていた父親・卓司さんは「田阪卓球会館(京都府京都市伏見区竹田北三ツ杭町73)」の指導者が現在の職業です。
・学歴は東山高校→中央大学で、実業団は「グランプリ」に所属
・全日本実業団優勝など豊富な実績誇る
・五輪出場を目指したが、男子卓球日本代表にはなれなかった
・日本体育協会公認コーチに就任
・中国でのコーチング実績もあり、幅広い分野で活躍中
卓球の絶対王者・中国でコーチの経験を積んでいた父親・卓司さん。
五輪や世界卓球といった有名な国際大会への出場は叶いませんでしたが、父親・卓司さんの現役時代の無念を晴らすべく、世界卓球2024代表入りを果たした長男・松島輝空選手の活躍から目が離せませんね。
松島輝空の母親の職業や経歴
松島輝空選手の母親・由美さんの職業は父親・卓司さんと同じ「卓球コーチ」で、両親や姉も卓球選手として活躍するなど、生粋の卓球一家で育ったことが経歴を調べる過程で判明しました。
・学歴は京都明徳高校→立命館大学
・実業団は「十六銀行」に所属
・夫(卓司)と混合ダブルスで同時出場した過去あり
・全日本実業団や日本リーグでの優勝経験はあるが、五輪出場は叶わず
・両親と姉も卓球選手で、生粋の卓球一家で育つ
父親・卓司さんと同様に、大学卒業後も実業団の卓球選手として活躍していた母親・由美さん。
スタッフに名を連ねている「田阪卓球会館」は母親・由美さんの両親が切り盛りしていた施設で、姉・直子さんと一緒に幼い頃から卓球と馴染みの深い暮らしをしてきました。
親子三代で卓球漬けの日々を過ごす松島輝空選手に懸かる期待は大きくなっていることでしょうが、母親・由美さんたちと一緒にどんどんレベルアップしていって、日本を代表するプレイヤーに成長してほしいですね。
松島家の実家エピソード
卓球の音が子守唄の代わりになっていたり、全国大会優勝したことで負けられない重圧との戦いが続いたり、と松島家の実家エピソードは卓球関連のものになっています。
卓球の音が子守唄だった
「もう生まれたときから子どもをこっちに連れてきて、この卓球場の中で寝かせたりしてるので、この卓球の音が子守唄のような感じでお昼寝もさせてきました。」
引用:Rallys
父親・卓司さんと母親・由美さんがそろって「田阪卓球会館」のコーチとして働いていることもあり、松島輝空選手たち4兄弟は卓球場でお昼寝していたそうです。
卓球台で跳ねるピンポン玉など、様々な音が鳴り響く中で松島輝空選手がスヤスヤと寝ていたことを父親・卓司さんが明かしていて、卓球の音が子供たちの子守唄になる、という独特すぎるエピソードが存在していました。
負けられない重圧との戦い
「一年目優勝したときには“おめでとう”ってみんな言ってくれて、僕らも“よっしゃ!”と思えたのが、優勝を積み重ねるたびに“勝って当たり前”という雰囲気になっていきます。」
引用:Rallys
松島輝空選手はジュニア世代の全日本大会で当たり前のように優勝していた実力者だったのですが、家族の中には「優勝して当然」という空気が漂っていて、父親・卓司さんは大きなプレッシャーを感じていたみたいです。
息子が全国大会で優勝してくれるのはとても嬉しいと思う反面、周囲の期待がどんどん大きくなっていくにつれて、松島輝空選手以上に負けられない重圧との戦いを強いられたとのこと。
勝ち続ける立場であるがゆえのエピソードだと思いますが、プレッシャーをはねのけて急成長を遂げた松島輝空選手の強靭なメンタルも本当に凄いですよね。
まとめ
松島輝空選手の家族に関する情報をまとめると、翔空さん・美空さん・愛空さんの4兄弟は皆卓球の一流プレイヤーになる可能性を秘めていて、父親・卓司さんと母親・由美さんの職業が卓球指導者?という噂は本当でした。
母親・由美さんの両親と姉も卓球選手だった点を踏まえると、松島輝空選手が卓球でとんでもないセンスを発揮するのは必然だったかもしれませんね。